私たちは、その場所のさまざまな記憶、歴史、気候、風土、地形、資源などを十分に読み込み、その目的を最もよく達成するためのプログラム、技術、構造、環境、素材、コストなどを十分に探ることで、つまり、目に見えないことから目に見えるものまで、創造力(想像力)の全てをかけて建築を生みだすこと、を目指したいと考えます。
私たちの事務所は、住宅、店舗インテリアをはじめ、集合住宅、事務所、工場、学校、地区センター、図書館など民間、公共を問わずさまざまな建築設計に携わると同時に、住宅地開発や施設計画などより大きな企画、計画の策定、さらには家具のデザイン、ライブラリーカフェやギャラリーの運営、書籍の出版など多岐にわたり多くの事業を展開しています。その理由は、私たちが専業している建築デザインという領域が、狭義の設計活動に留まらない、社会と人をつなぐとても重要な役割を担っている、と考えているからです。
住宅一つとっても、そこに住まう家族の快適さを生みだすのは当然ですが、同時にその住宅は、景観としてもコミュニティにしても地域の一角を担う役割を負っています。そのような内外に向かうさまざまな視線、想像力が建築を考える上で不可欠です。
元々建築を考えることは、抽象的なコンセプトと具体的なディテールを往復する二方向のベクトルを必要とするのですが、今ではさらに大きな社会、生産の仕組み、エネルギー、風土や歴史、あるいは未来へのまなざし、等々多方面への思考、気くばりが求められているといっても過言ではありません。さらに言えば、社会を形づくる構造や技術がこれまでとは全く異なる次元に突入し、あらゆる事象が揺らいでいます。建築の世界も、その建築を内側で規定するプログラムのみならずかたちをもたらす仕組みも含めあらゆる局面がこれまでになく複雑になり、これまでの方法ではとても補えないほど多岐にわたります。例えば、図書館と一言で言っても、かつてのようないわゆるアーキタイプといわれる標準解はありません。そこで必要とされる図書館という建築の内容を、一から組み立てる必要があります。つまり、A市とB市の図書館の中身は異なることになります。学校、病院、事務所系、商業系、公共、民間を問わずあらゆるアーキタイプが揺らいでいます。住宅ですら賃貸や店舗や集会室が加わったり家族のあり方も含め実に多様になっています。建築を外から縛る法規も単体、集団規定あわせてどんどん複雑になり、専門性、コンプライアンス、コスト、スケジュールコントロールも含め建築を生み出すプロセスの質が重要になっている、と言えるでしょう。
私たちは、多くの経験を糧に、そしてチャレンジングな好奇心を持ってこれからの建築の可能性をさまざまに提案していきたいと思います。
[Architecture, accomplish with design only that can be realized]
We provide sustainable solution of which shall be exercised for long value, considering several elements, such as climate, land shape,program, history, decade, human beings, method of construction, costetc. In other words, we produce architecture by all of imagination we have, even with invisible things and/or visible ones.
We have been designing small to large scale of the architectures, such as pier, individual housing, complex housing, hospital, hotel, school,university and college, public hall, museum, and managing our café
shop, publishing. The reason is that we believe the area of architectural design commits very important role connecting society and people, not limiting us to narrow design activities.
We hope to propose various possibilities of architecture in the future bringing a lot of our experience and with a challenging curiosity.
私たちは様々な建築に携わっていますが、中でも住宅の設計は特に重要であると考えています。
住宅は生活の器です。家族や個人の生活を支え、日々の時間を豊かに彩ります。規模や予算がどうあれベースとしてのクォリティ、そこに住まう家族の快適さを十分に実現しなくてはなりません。これまで多くの住宅を設計してきましたが、敷地、家族構成、予算等々当然ながら全てが全く異なります。オーダーメイドですから当たり前のことですが、建売り住宅がいわば建築に自分や家族を合わせるのに対し、私たちが手がける住宅はそこに住まう家族、個人に建築を合わせるわけです。そのためにコミュニケーションに多くの時間をさき、クライアントが納得する計画になるように十分に打ち合わせを重ねていきます。
住宅作品一覧はこちら
We think residential design is particularly important work though we have been designing various scale of architectures. House supports family or personal life and gives affluent lifestyle for residents. We should realize basic quality and comfortable life in spite of scale of the housing and their cost. We have abundant residential design experiences and all customers have totally different conditions obviously. In the case of spec house, we need to adapt our lifestyle to architecture condition. But in our residential project, we design architecture to adapt to each customer’s lifestyles. Therefore, we try to have communication with customers as much as possible and make enough meeting opportunities for customer’s satisfied plan.
Housing list is here
建築家
一級建築士
1950年 | 埼玉県浦和市生まれ |
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1973年 | 横浜国立大学工学部卒業 |
1973年 | 沖縄国際海洋博覧会 船クラスター施設展示設計企業体 |
1974年 | (株)計画設計工房 |
(谷口吉生、高宮真介)に所属 | |
1980年 | (株)建築計画 設立 |
(元倉真琴と共同) | |
1986年 | 飯田善彦建築工房 設立 |
2022年 | 株式会社 アーキシップスタジオ |
共同代表
一級建築士
1978年 | 静岡県生まれ |
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2001年 | 日本大学理工学部卒業 |
2001年 | Istituto Europeo di Design |
2002年 | ミラノ工科大学建築学部 |
2003年 | Mario Bellini Architects |
2006年 | 入社 |
2019年 | 同社取締役 |
2022年 | 株式会社 アーキシップスタジオ 共同代表 |
共同代表
一級建築士
1981年 | 栃木県生まれ |
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2007年 | 横浜国立大学大学院卒業 |
2007年 | 入社 |
2019年 | 同社取締役 |
2022年 | 株式会社 アーキシップスタジオ 共同代表 |
共同代表
一級建築士
1977年 | 東京都生まれ |
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2003年 | 日本大学大学院卒業 |
2003年 | 仲亀清進建築事務所 |
2010年 | 入社 |
2019年 | 同社取締役 |
2022年 | 株式会社 アーキシップスタジオ 共同代表 |
一級建築士
1985年 | 岩手県生まれ |
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2010年 | 横浜国立大学大学院卒業 |
2009年 | Donavan Hill Architecture |
2010年 | Phorm Architecture+Design |
2012年 | 入社 |
一級建築士
1983年 | 東京都生まれ |
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2012年 | 東京大学大学院卒業 |
2013年 | 入社 |
1992年 | 宮城県生まれ |
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2017年 | 早稲田大学芸術学校卒業 |
2017年 | 入社 |
1999年 | 神奈川県生まれ |
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2020年 | 読売理工医療福祉専門学校卒業 |
2021年 | 入社 |
1996年 | 大阪府生まれ |
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2021年 | 東京理科大学大学院卒業 |
2021年 | 入社 |
1997年 | 神奈川県生まれ |
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2022年 | 日本大学大学院卒業 |
2022年 | 入社 |
1994年 | 東京都生まれ |
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2018年 | 芝浦工業大学大学院卒業 |
2018年 | studio velocity |
2022年 | 入社 |
1995年 | 東京都生まれ |
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2022年 | 東京工業大学大学院卒業 |
2022年 | 入社 |