大熊町教育施設整備事業
大熊町は東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所により、全町民が避難を強いられるとともに、幼稚園、小・中学校の教育施設等は約100㎞離れた会津若松市に移転を余儀なくされた。町では、空間放射線量が低いエリアにおいて復興拠点の整備を進めており、その内の一つの取り組みが今回の教育施設の新設となっている。学校教育を帰町への取り組みとして、保育所、幼稚園、小学校、中学校が一体的に混じるような教育施設とする計画。
「 0~15歳が混じりながら学びを深めていく仕組みとして、図書室を中心として交流ひろばを介して各機能の諸室が連続する施設」として設計を進めている。2022年4月の完成を目指す。