Archiship Studio
  • Top
  • NewsNews
  • On going worksOn going works
  • About ASIAbout ASI
  • WorkflowWorkflow
  • PublicationPublication
  • RecruitRecruit
  • ContactContact
  • AccessAccess
  • Library&cafeLibrary&cafe
  • EnglishEnglish

NEWS

NEWS

学びのかたちをつくる会主催の #1 「まわる・まざる・まなぶ」に飯田がゲスト参加します。

2023.03.13

軽井沢風越学園で開催されるワークショップに飯田が参加します。
子どもたちの教育・保育環境に興味のある方はどなたでも参加できる会となっております。
詳しくは、募集サイトをご覧ください。

************************

真っ直ぐな廊下に四角い教室が並ぶ。教室の南側には窓、正面の黒板に向かって椅子と机が並ぶ。私たち大人が育ったようなそんな校舎の当たり前から離れた空間設計・環境設計をすると、どんな子どもの学びの姿が見られるのでしょう。どう育っていくのでしょう。またその時、大人の役割はどう変化するでしょうか。
幸せな子ども時代を過ごせる学校をつくりたいと願って2020年4月に開設した軽井沢風越学園を題材に、「子どもたちの学びの姿が変容する学校建築とそこでの子どもの暮らし」について、建築に関わる人たちと保育・教育者・行政関係者がまざって考えてみたいと考え、学びのかたちをつくる会・第1回企画として以下のとおり開催いたします。

主催:学びのかたちをつくる会(代表:仙田満、環境デザイン研究所・軽井沢風越学園)

実施日:2023年5月26日(金)・27日(土)の2日間(両日ご参加ください)
場 所:軽井沢風越学園(長野県北佐久郡軽井沢町発地1278-16)
参加者:100人(大学生・大学院生など20名)
参加費:2万円(学割:5000円/当日受付にて、学生証をご提示ください)
#参加費には27日(土)のお弁当代を含みます。アレルギー等のご事情でお弁当が不要の場合は、当日弁当代500円を受付にて返金いたします。申し込み時にお知らせください。

対象:子どもたちの教育・保育環境の建築設計に関係する方、保育・教育関係者で空間設計・環境設計に興味のある方、学校建築等に関係する行政関係の方
持ち物:申込者にご連絡します
参考記事:
「子どもが未来をつくる」 環境デザイン研究所 仙田氏・宇佐美氏インタビュー
風越の3年間とこれからを考えつつ読む、仙田満『遊環構造デザイン』(澤田英輔・軽井沢風越学園)

ゲスト(五十音順):
赤木 和重氏(神戸大学大学院) 
飯田 善彦氏(Archiship Studio)
伊東 啓太郎氏(九州工業大学)
大豆生田 啓友氏(玉川大学)
仙田 満氏(環境デザイン研究所)
仲 綾子氏(東洋大学)
長澤 悟氏(教育環境研究所)
三輪 律江氏(横浜市立大学)
他、軽井沢風越学園スタッフ
ファシリテーター:青木 将幸氏

内容:
Day1:5月26日(金)
9時〜12時  「まわる」:軽井沢風越学園をぐるぐるまわる
13時半〜15時 「まざる」:軽井沢風越学園の子どもに聞く学校のこと、学びのこと、遊びのこと
15時半〜17時半「まなぶ」:みんなでつくるミーティング

#希望者は、学校宿泊可能です(野外も含めてOK。夕食・朝食なし、キッチンあり。風呂なし、シャワーのみ)

Day2:5月27日(土)
9時半〜10時 インストラクション
10時〜12時 建築と学びの関係性を考える分科会(詳細は随時更新します)
13時半〜15時 全体会「学校がマチやモリになるには?」(詳細は随時更新します)

--------------------
発起人代表・仙田満(環境デザイン研究所)からのメッセージ

現在、我が国の子どもたちは国際的に比較しても孤独感に悩まされ、不登校も約24万人、自殺率も高いと指摘されています。またその選択をするのは4月10日、9月1日が多いと統計で示されています。学校に行けない、行きたくない子がいて、死に追い込まれています。いじめや学業が直接的な原因だとも言われていますが、学校空間が楽しく、わくわくするものならば避けられることかもしれません。建築家の責任は重いと考えています。
規律訓練型の学校は約200年前、イギリスで発明されたと言われています。学校は兵舎や監獄に似ている空間ともされています。あらためて、子どもたちの学びの空間を考え直しませんか。子どもたちだけでなく、学校の教師の皆さんが「学校で教えるのが楽しくて仕方がない」という学校をつくりませんか。
そういう学校をつくるためには何を変えればよいのか、何を守らねばならないかをみんなで考えませんか。そういう活動を広げ、日本のこどもたちの学びのかたちに変化を生みたいと考えています。
ぜひ一緒に考えましょう。議論し、子どもたちのために、教師のために、楽しく学べ、楽しく教えることができる学校をたくさん実現しましょう。

運営委員長・本城慎之介(軽井沢風越学園 理事長)からのメッセージ

正方形と長方形をいくつもつなぎ合わせ、重ね合わせると、学校ができあがる。教室、廊下、机、棚、教科書、時間割、年間行事、整列する子ども、その先頭に立つ大人。それらの当たり前を一度見直して全部やめてみる。規律的に分かれていた色んなものをざくっと混ぜてみる。それでも子どもたちはなんとかするものです。これまでの「学校」に慣れた大人の身体のほうが適応するのに時間がかかります。風越学園に答えがあるわけではありません。それぞれが考えたいことを深める素材として風越学園の日常を観てください。参加者のみなさんの新鮮な視点から一緒に学びましょう。
--------------------