理農館は、理-農学分野の先進的研究環境の一体整備を目指し、関連する両学部の研究室を効率的に集約し野依記念物質科学研究館および理学館からの増築棟として計画された研究・実験施設である。 ダブルスキンによる熱環境コントロール、配管・ダクトスペースと採光換気を兼ねたテクニカルスリット(外部吹抜け)、縦動線と水廻りコアの共有など、エリア全体の整備方針に沿って一貫した施設整備がなされ学内でも最大規模の研究・実験拠点を形成している。