理学部全体の拠点となる300人収容の講堂を含む研究実験施設である。敷地は周辺を既存施設に取り囲まれた理学部エリアの中心であり、また敷地南側には工学部エリアと理学部エリアを結ぶメインストリートが整備され、学内外からの多くの人の流れが生まれる主要な軸線となっている。こうしたキャンパスマスタープランとの一体的な整備を図るため、1階を理学部全体の研究・交流空間と位置づけ、講堂、セミナー室、会議室等の公共性の高い機能を集約させた。